ネトゲ女子は社長の求愛を拒む《宮ノ入シリーズ②》
「失礼しました。以後、気を付けます。よろしければ、手をお貸ししましょうか」

「いるか!年より扱いするな」

「さっき年寄りって言ったじゃないですか」

「む!」  

「社長がお会いするのを楽しみにしていましたよ。どうぞ」 
「なかなか、腹のすわった秘書だ」


「ありがとうございます」

誰だろ。このおじいさん。
取引先のファイルにもなかった人だけど。
にこやかにエレベーターに乗り、社長室に入る。

直真(なおさだ)、来てやったぞ」

「お一人ですか。護衛はどうしました?とうとう死にたくなりました?宮ノ入(みやのいり)会長」 

宮ノ入会長!?
いや、それはいいとしても、聞き間違えかな?社長は優しげな顔をしているのに目は冷ややかだった。

「年相応な相手と茶でも飲んでいたら、いいじゃないですか」

「これに目を通しておけ」

ドサッと風呂敷包みを放り出した。
大量の写真?
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