ネトゲ女子は社長の求愛を拒む《宮ノ入シリーズ②》
「早いわよ」
ちゃんと仕事してきたのかな……。
「そーですかぁ。先輩、秘書室に案内してくださいよー」
「今、秘書室から出てきたばかりなのにまた戻るの!?」
「久しぶりに八木沢さんを見たいんですー」
はあ?
社長は珍獣かなにかなの?
「社長は仕事中だから、無理じゃないかな」
「先輩のケチー」
「木村さん。会わせてあげたら、いいじゃないですか」
「社長を独り占めですか」
受付の二人組が口を挟んだ。
怒ると、こういうとき、面倒になるんだよね。
「独り占めはしていません。社長と話したかったら、私を通さずに受付から連絡をしてもらったらどう?」
「こわーい」
「叱られちゃったー」
うわ。なんなの。
叱ってないと思うんだけど。
「先輩。怒らないで!冗談ですって。行きましょ!」
若菜ちゃんは腕を絡ませ、ぐいぐいと強引に私を引っ張った。
なんて強引な……。
いや、この強引さがあるからこそ、人気なのか。
ちゃんと仕事してきたのかな……。
「そーですかぁ。先輩、秘書室に案内してくださいよー」
「今、秘書室から出てきたばかりなのにまた戻るの!?」
「久しぶりに八木沢さんを見たいんですー」
はあ?
社長は珍獣かなにかなの?
「社長は仕事中だから、無理じゃないかな」
「先輩のケチー」
「木村さん。会わせてあげたら、いいじゃないですか」
「社長を独り占めですか」
受付の二人組が口を挟んだ。
怒ると、こういうとき、面倒になるんだよね。
「独り占めはしていません。社長と話したかったら、私を通さずに受付から連絡をしてもらったらどう?」
「こわーい」
「叱られちゃったー」
うわ。なんなの。
叱ってないと思うんだけど。
「先輩。怒らないで!冗談ですって。行きましょ!」
若菜ちゃんは腕を絡ませ、ぐいぐいと強引に私を引っ張った。
なんて強引な……。
いや、この強引さがあるからこそ、人気なのか。