ネトゲ女子は社長の求愛を拒む《宮ノ入シリーズ②》
「そうですねー。最近は裁縫(装備のために)とか、調理(レベリングのために)ですかねー」

「有里ちゃん、女の子らしいね」

「そんなことないですよ。まだ極めていないので」

帰ってスキル上げしたい。

「どれくらいまで、極めたいの?」

「それはまあ、最高レベルまでは」

もう会わないだろうと思い、適当に言っておいた。

「すごいんだね」

「周りにすごい人が多すぎて、私なんてまだまだです」

私なんてライトユーザー(自称)だし。

「謙虚だねー」

なぜか、注目を集めてしまった。
ノリノリでやりすぎた?
もしかして。

「先輩ってビッチですよねー」

「は?」 

「今、先輩って社長秘書で、社長を狙ってますもんね。社長に色目を使ってるって会社の受付の子達言ってましたよー」

「色目!?私が!?」

若菜ちゃんの言葉に全員がドン引きした。
いや、まあ、そうなるよね。
どうしたらいいか、困っていると―――
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