ネトゲ女子は社長の求愛を拒む《宮ノ入シリーズ②》
木村有里はぽかんとした顔でビッチ呼ばわりした女を見た。
ビッチ?
木村有里のどこがそれなんだ?
「今、先輩って社長秘書で、社長を狙ってますもんね。社長に色目を使ってるって、会社の受付の子達言ってましたよー」
そう言われ、言い返せばいいのに困った顔をして、なにか考えている。
まあ、この場合、何を言っても信じてもらえないだろう。
運良く間に合ったということだ。
「色目を使われた覚えはないな」
「しゃ、社長!」
驚いていた。
「有里さん、今日、食事の約束をしていたと思うんだけど?」
「えっ」
話を合わせろよ、と思いながら、続けて言った。
「それじゃあ、失礼しようか。そうだ。これ、有里さんの食事代にどうぞ」
財布を取りだし、適当にパラパラとお金を上から、まいてやった。
誰もなにも言えずにいるのが、可笑しかった。
微笑み、手を取って肩を抱き寄せ、親密そうな雰囲気を出して店から出る。
ビッチ?
木村有里のどこがそれなんだ?
「今、先輩って社長秘書で、社長を狙ってますもんね。社長に色目を使ってるって、会社の受付の子達言ってましたよー」
そう言われ、言い返せばいいのに困った顔をして、なにか考えている。
まあ、この場合、何を言っても信じてもらえないだろう。
運良く間に合ったということだ。
「色目を使われた覚えはないな」
「しゃ、社長!」
驚いていた。
「有里さん、今日、食事の約束をしていたと思うんだけど?」
「えっ」
話を合わせろよ、と思いながら、続けて言った。
「それじゃあ、失礼しようか。そうだ。これ、有里さんの食事代にどうぞ」
財布を取りだし、適当にパラパラとお金を上から、まいてやった。
誰もなにも言えずにいるのが、可笑しかった。
微笑み、手を取って肩を抱き寄せ、親密そうな雰囲気を出して店から出る。