confused me
たまにふと考える。誰かが連れ去ってくれればと。

私なんて居なかったかのようにしてくれないかと。

私自身を消してくれる人物が現れてくれないかと。


明日になれば、私は布団の上で、枯れ果てた植物になっているだろう。


明後日には、風が吹いて、私の枯れ果てた姿など粉になるだろう。


明明後日には、地球自体無くなっているだろう。


そう考えて毎日眠る。
夜の10時から、夕方17時まで眠る。


まるで死んだかのように。

でもそれは何もすることがないからで、何も生きた心地がしないからだ。


「明日になれば、きっと私なんて居なくなる」


「明後日になれば、きっとみんな笑う」


「明明後日になれば、きっとみんな記憶を無くす」


そうして、今日も、死んだように眠るのだ。
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