魔法の恋の行方・7日目の恋(シリーズ5 ダリウスとリセ)
護衛対象者の試験
<地下駐車場・リセの通過儀礼>
「おーい、車をまわせ」
ダリウスの怒鳴り声に、リセははっとして顔を上げた。
駐車場の通用口で、
ダリウスが女性を抱き、片手を上げてリセに合図を送った。
その、<お持ち帰りの>女性は、
黒髪が豊かに波打つ、
大柄でグラマラスなタイプ。
リセの容姿と対極にある・・
といっていいだろう。
リセは二人に頭を下げて、車の後部ドアを開けた。
ダリウスも、女性も
リセをまったく無視して車に乗りこんだ。
「ホテルに戻ります」
リセが声をかけて、車を発進させた。
時折、
バックミラー越しに二人が見える。
「ふっ・・・う」
後部座席で、何回も繰り返されるディープキス・・・
女性のつけている香水だろう・・
車内に強く充満して香る。
「おーい、車をまわせ」
ダリウスの怒鳴り声に、リセははっとして顔を上げた。
駐車場の通用口で、
ダリウスが女性を抱き、片手を上げてリセに合図を送った。
その、<お持ち帰りの>女性は、
黒髪が豊かに波打つ、
大柄でグラマラスなタイプ。
リセの容姿と対極にある・・
といっていいだろう。
リセは二人に頭を下げて、車の後部ドアを開けた。
ダリウスも、女性も
リセをまったく無視して車に乗りこんだ。
「ホテルに戻ります」
リセが声をかけて、車を発進させた。
時折、
バックミラー越しに二人が見える。
「ふっ・・・う」
後部座席で、何回も繰り返されるディープキス・・・
女性のつけている香水だろう・・
車内に強く充満して香る。