魔法の恋の行方・7日目の恋(シリーズ5 ダリウスとリセ)
<ホテル・駐車場・>

ホテルの駐車場に着くと、リセはすぐに車を降りた。

エレベーターを呼ぶために、
走ってホールへ向かわねばならない。

リセの仕事は、二人が部屋に入れば終了になる。

エレベーター内でも、キスは繰り返されていた。
リセはボタン操作のため、
二人に背中を向けていたが・・・

心は<あと少し>と、
カウントダウンの数値がチカチカ光っていた。

エレベーターが最上階につくと、
リセはエレベーターの扉を軽く抑え
「どうぞ・・」
と声をかけた。

二人は部屋に入るのか・・・と、思いきや、

扉の前で抱き合ってまた、ディープキスが始まった。

ダリウスの手は女性の腰に、
もう片方は豊かな胸に当てられている。
女性の片足は、ダリウスの足に絡みついていた。
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