魔法の恋の行方・7日目の恋(シリーズ5 ダリウスとリセ)
<ダリウスの部屋・寝室>

ベッドの側に、リセの上着とネクタイが置かれていた。

リセは慌てて、ネクタイと上着をつかんでベッドから滑り降りた。
あと、靴は・・・?

「あの・・」
「靴はベッドの脇だ・・」
ダリウスが答えてくれた。

「申し訳ございません!!
失礼します!」

リセは靴も手に持って、走って部屋から出て行った。

廊下に出て、
膝に手をついて息を整えていると、

交代要員の大柄な鬼系・属性・
男がエレベーターから出て来た。

「悪いな!リセ、急に変更で・・」

「特に異常はないです。失礼します!!」
リセは手早く言うと、
エレベーターのボタンを押した。

異常があったのは私のほうだ・・
まだ、心臓がドキドキする。

<重いって・・・>

あのダリウスが・・
自分を抱きかかえて、ベッドに寝かせてくれたのか・・・

上着を脱がして、ネクタイも外してくれたのか・・・?

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