エリート外交官の激愛~秘密の一夜で身ごもった子ごと愛されています~
「イヤイヤ期に入って、困ることが増えたんです。親とはいえ、任せっきりにして出かけるのはできません。住まわせてもらっているだけでも申し訳ないので」
これなら仕方ないと諦めてくれるかと思ったが、まるでそう言われることも想定済みであるかのように会話を運ばれる。
『昼間は保育園に預けているのか?』
「はい」
『平日の昼間の三十分だけでもいい。森尾の都合に合わせる』
「日中は仕事が――」
『派遣会社を通じての配膳スタッフのアルバイトで、シフト制なんだろ。休日も仕事がある分、平日に休みがあるはずだが』
(真野ちゃん、そこまで話してしまったの……)
瑞希は返事に窮した。
布施が帰国してまだ数日。
報告書の作成や、今後の体制づくりで忙しいことだろう。
それにも関わらず、平日の休暇を申請してまで瑞希に会おうとしている。
それは布施が、海翔の父親である可能性を強く感じているという証拠のように思えた。
無言になってしまった瑞希に、布施がやや声を和らげて駄目押ししてきた。
これなら仕方ないと諦めてくれるかと思ったが、まるでそう言われることも想定済みであるかのように会話を運ばれる。
『昼間は保育園に預けているのか?』
「はい」
『平日の昼間の三十分だけでもいい。森尾の都合に合わせる』
「日中は仕事が――」
『派遣会社を通じての配膳スタッフのアルバイトで、シフト制なんだろ。休日も仕事がある分、平日に休みがあるはずだが』
(真野ちゃん、そこまで話してしまったの……)
瑞希は返事に窮した。
布施が帰国してまだ数日。
報告書の作成や、今後の体制づくりで忙しいことだろう。
それにも関わらず、平日の休暇を申請してまで瑞希に会おうとしている。
それは布施が、海翔の父親である可能性を強く感じているという証拠のように思えた。
無言になってしまった瑞希に、布施がやや声を和らげて駄目押ししてきた。