離婚するはずが、極上社長はお見合い妻に滾る愛を貫く
「それはないと思うよ。だってわたし今日また離婚してほしいって伝えたんだもの」
「え、どうして? 最近はうまくいってると思っていたのに」
唯に今日の出来事をかいつまんで伝えた。唯は口を挟むことなく黙ったまま聞いてくれる。
「……ということなの。わたしね、もう自分のことを好きじゃない人の奥さんでいるの疲れちゃった」
妻という座にいても愛されることがないなら、こんなにつらい立場はない。
「和歌、本当に慶次さんは和歌のこと好きじゃないの?」
「それは嫌いではないと思うよ。いつだって優しいし。今日もこうやって気を遣って唯をわたしのために呼んでくれた」
「そうだよ、でもこれって本当に唯のことを好きじゃなければできないことじゃない? わたしもこの間までは、彼の態度に疑問を持っていたけれど、適当に扱っていい相手なら部屋でひとりにしてると思う」
「でもそれは……」
「ねぇ、なんでもすぐに、でもって言うのやめて」
いつになくはっきりと言い切られた。
「え、どうして? 最近はうまくいってると思っていたのに」
唯に今日の出来事をかいつまんで伝えた。唯は口を挟むことなく黙ったまま聞いてくれる。
「……ということなの。わたしね、もう自分のことを好きじゃない人の奥さんでいるの疲れちゃった」
妻という座にいても愛されることがないなら、こんなにつらい立場はない。
「和歌、本当に慶次さんは和歌のこと好きじゃないの?」
「それは嫌いではないと思うよ。いつだって優しいし。今日もこうやって気を遣って唯をわたしのために呼んでくれた」
「そうだよ、でもこれって本当に唯のことを好きじゃなければできないことじゃない? わたしもこの間までは、彼の態度に疑問を持っていたけれど、適当に扱っていい相手なら部屋でひとりにしてると思う」
「でもそれは……」
「ねぇ、なんでもすぐに、でもって言うのやめて」
いつになくはっきりと言い切られた。