夏の終わり〜かりそめの恋人が、再会したら全力で迫ってきました
して出ることにした。怒るなよ…俺だって、お前を抱きしめて、キスして行ってきますって言いたかった。また、しばらく会えないなんて、拷問だ。せめて、今回はSNSで繋がっていたい。爺さんが許してくれるならメールだけでも亜梨沙を感じたい。許可してもらえるなら、ここに記した連絡先になにかしら送ってくれると嬉しい。絶対、短期決戦で帰ってくる。待っててほしい』
そして、最後に理玖と繋がる欲しかった連絡先に、頬を伝う涙を拭った。
「お爺さま、理玖とメールのやり取りをしていい?お願い」
「困ったの?可愛い孫のお願いは聞いてやりたいんだが…うーん。後継として子作りに励んでもらわんといけんしの…奴に飴も必要かの⁈」
突拍子もない祖父の戯言に「お父さん、まだ結婚もしてない娘に子作りなんて」と、硬い声で祖父を諌める父の表情は、ひきつっていた。
「何を怒っておる。今時、婚姻前の妊娠とか一般的なんじゃろ⁈」
「一般的じゃありません。第一、子供ができたら、否応なしに理玖君を後継者にするんじゃないですか」
「それとこれとは別じゃ。亜梨沙と奴との子を腕に抱かんと死ねん。賢くて可愛いひ孫が見たいんじゃよ」
「結婚を認めてくれるってこと?」
「何を言っとる。後継者として認めるまでは、結婚は認めん。だが、子はいくらでも作ってもいい。結婚なんていつでもできる、紙
そして、最後に理玖と繋がる欲しかった連絡先に、頬を伝う涙を拭った。
「お爺さま、理玖とメールのやり取りをしていい?お願い」
「困ったの?可愛い孫のお願いは聞いてやりたいんだが…うーん。後継として子作りに励んでもらわんといけんしの…奴に飴も必要かの⁈」
突拍子もない祖父の戯言に「お父さん、まだ結婚もしてない娘に子作りなんて」と、硬い声で祖父を諌める父の表情は、ひきつっていた。
「何を怒っておる。今時、婚姻前の妊娠とか一般的なんじゃろ⁈」
「一般的じゃありません。第一、子供ができたら、否応なしに理玖君を後継者にするんじゃないですか」
「それとこれとは別じゃ。亜梨沙と奴との子を腕に抱かんと死ねん。賢くて可愛いひ孫が見たいんじゃよ」
「結婚を認めてくれるってこと?」
「何を言っとる。後継者として認めるまでは、結婚は認めん。だが、子はいくらでも作ってもいい。結婚なんていつでもできる、紙