バースデイ・プレゼント 『幼なじみはトップアイドル』おまけSS
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「おれさ、世界の誰からも認められる俳優になるよ。誰と付き合おうが、結婚しようが、そんなことで俳優生命を左右されたりしない実力をつける」
  
 帰りの飛行機の中。
 アームレストはしまい込み、できるだけ寄り添って腰をかけていた。
 あと2時間ほどで、この夢のようだったバカンスは終了。
 名残惜しさに、ふたりとも、その切ない気持ちを持て余していた。

 ブランケットの下でわたしの右手のリングをもて遊びながら、璃音はそう話した。
 「だから、もう少し待っててくれる? そんなに長い間は待たせないつもりだから」
 わたしは即答した。
 「いくらでも待つよ。おばあちゃんになるまででも待てるよ」
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