期間限定マリアージュ~四年越しの旦那様はエリート社長、誓いのキスが子作りの合図~
私は押し入れから大きなバックを取り出して、箪笥の引き出しから下着や衣類を手に取りバックの中に入れ込み、逃げる準備をした。

「・・・君はこんなセキュリティーのないアパートで独り暮らしてて、何もなかったのか?」

「外に干していた下着が何度か盗まれました・・・」
窓辺のミニ菜園はどうしようか?

「とりあえず…持って行こう…」

彼は座布団の上に腰を下ろして、長い脚を投げ出して、スマートフォンを弄り、私の支度を待って居た。

「えーと後は…」

私はバックに詰め込めなかった荷物を旅行用のキャリーバックに詰め込んだ。
「これはどうするんだ?」

彼は座布団の下に隠したブラとパンティーを手にして、私に問いかける。

「か、神戸社長!!?」
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