♧♡四季島家のメイドさん♤♢
「…わかったよ。でも桃香、本当に大丈ー…」

「大丈夫だから!」


あたしは紗和の背中を押すと、追い出すように教室へと向かわせた。


更衣室には、もうだれもいない。

いるのはあたしと、…ボロボロの制服だけ。


べつに、あたしはなにされたっていい。

物をなくされても、絶対に見つけ出してやる。


…だけど。

この制服はっ……。


ズタズタになったブレザーをギュッと握りしめる。
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