♧♡四季島家のメイドさん♤♢
それと同時に、あたしの頬をなにかが伝った。


そして、ブレザーの上に落ちたのは…丸いしずく。


ハッとして更衣室にあった鏡を見ると、あたしの瞳から涙が溢れ出ていた。

鏡に映る、情けない顔。


…泣かないって決めていたのに。


これまでの嫌がらせが積もりに積もって、最後にこのボロボロの制服がトドメを刺した。


制服を抱きかかえてその場にしゃがみ込み、肩を震わせる。
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