ひとつ屋根の下、憧れモテ王子は甘い愛を制御できない。





「お、織くんっ?!あの、ちょ、ちょっと待って」


「待たない」


「いや、その、私にはこういうのまだ早いというか似合わないというか!」


なぜか私は今、自分の部屋のベッドで織くんに押し倒されている。


まさか、実家のベッドで推しに押し倒される世界線があるなんて、誰が思うであろうか。


推しに押し倒され……ダ、ダジャレみたいだ……ってそんなこたぁーどーでもよくて!


これはあれだ、緊急事態というやつだ!


いやまぁ……先程、推しが恋人になったばかりで、好き同士がそういうことしてても別に変なことではないし、


ていうか、私と織くんが好き同士ってやっぱり意味がわからなすぎるし!!


とまぁ、ただいま頭は大混乱。


自分の部屋に追加の冬服やコートを取りに織くんと入って。


久しぶりの自分のベッドにちょっと座ってみたら、やっぱり自分の部屋は落ち着くなぁなんて思って。


ついつい横になってしまったのがいけなかった。

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