片思いウエディング~夫の不倫で!?離婚しましたが、コロナ禍で再婚して赤ちゃんを授かりました~
「そう言えばまだ…新しいベットで試してなかったな…澪」

「あ…いえ・・・」

彼は私の顎をクイッと指で摘まみ、自分の方に向かせてそのまま唇を重ねて来た。
昼間にしては強引で激しい口づけ。
彼の舌が性急に唇を割り、口内を荒々しく蹂躙していく。

「んっ…あぁ・・・」
キスもその先も彼だけしか経験のない私は成す術がなく、されるがまま。

「澪ももう少し積極的に舌を絡めて欲しいな…」

圭斗さんはキスだけで思考回路を止めてしまった私の耳許で囁く。


「今夜は帰るよ…澪…キスの続きは夜に・・・な」
彼の甘い声が鼓膜を擽った。
その日の夜は、新しいベットで激しく求められ、私は彼の欲望に振り回された。

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