冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
もちろん、体の構造の違いから、力仕事を男性に頼らざるを得ないときもある。

けれど、リノベーションについては、キッチンをよく使う女性のほうが動線をよく理解していて、クライアントにありがたがられることも多い。

実際、キッチンについては丹下さんからも相談を受けるし。

まあ、キッチンに立つ機会が多いのが女性というのも、不公平と言えば不公平なのだけど。


その日はすでに進行しているクライアントの製図をひたすらしているうちに業務時間が終了した。

会議にも入れてもらえず新しい仕事の相談もなくなっては、この仕事が終わったあとどうなるんだろうという不安がよぎる。

園田部長は私を別の部署に飛ばすつもりかもしれない。

大きな失敗をしたわけでもなく、業務態度が怠慢だというわけでもないはずなのに、到底受け入れがたい。

もし本当に異動の話が持ち上がったらどうしよう。

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