冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
そう決意して、担当者に面会申し込みのメールを送信した。



西岩建設の担当者とは、十六時半に会うことができた。

「突然申し訳ありません」

「いえ、大丈夫です。でも、急にどうされたんですか?」

「はい。あの……。実はこちらのお仕事を続けるにあたり、少し不安がありまして」


いろいろ考えたのだが、もしかしたら料金の不払いなどのトラブルを抱えている可能性があるのでは?と気がついた。

それを知っている彬さんが、私を止めたのではないかと思ったのだ。


以前携わった仕事の報酬は、問題なく支払ってもらえている。

ただ、西岩建設の経営状態を調べて請け負っているわけではないので、今回はどうかわからないのだ。

こんなに大きな会社が倒産するなんてありえないという、臆測があるだけだ。

独立して仕事をするということは、そうした点についても自分で調べておかなければならないのだと勉強になった。


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