冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
気持ちを新たにした私は、食べかけだったアボカドサンドを全部胃に入れてからプレジールをあとにした。



翌朝は自分を奮い立たせて出勤した。
今日一日乗り切ればお休みだ。


気が滅入っている私はいつも以上に疲れていて、朝、鏡を見たら目の下にクマができていた。

化粧でごまかしてはきたけれど、体がちっともシャキッとしない。

ビタミン剤を飲んでみたものの即効性があるわけでもなく、肩のあたりが重い。

それでも黙々とパースを描いていると、隣の席の尾崎さんが覗き込んできた。


「今回も素敵ですね」
「そう? ありがと」


気持ちの落ち込みのせいでしばらく筆が進まず、いくつもボツにしたあとなのでホッとする。


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