溺愛ウエディング~最後の夜に授かった赤ちゃんは社長の子、もう二度離さない~
車で、自宅マンションに向かう。
夜の道路はスムーズに動いていた。時折、反対車線を通る車のライトが俺達を照らす。
後部座席のチャイルドシートに座る奏多は眠っていた。

「なぁー七海」

「何ですか?加那斗さん」

「そう言えば…俺は一度も君の家族に会っていない…」

「私…家族とは絶縁しました…」

「絶縁?何故?」

七海は押し黙ってしまった。

何か余程のコトがあったんだろう・・・

俺はそれ以上訊かないコトにした。

< 118 / 136 >

この作品をシェア

pagetop