溺愛ウエディング~最後の夜に授かった赤ちゃんは社長の子、もう二度離さない~
「行こうか・・・」

私は加那斗さんに誘われ、全面硝子のカウンター席に移動した。

スツールに腰を下ろした。

「…何で…子供がデキたコト…俺に隠してたんだ?」

「何でって…」
妊娠が判明したのは彼と別れた後。それに彼は日本に居なかった。

「私達は別れたのよ…話せるワケないじゃない…」

「・・・俺に話せないなら、どうして産んだ?」

「それは…」

「俺のコトを愛してるから…産んだんだろ?」

「・・・」

彼は私を強く詰った。

「奏弥と七海、奏多が三人で居るのを見かけた時…心の底から驚いた。君が俺の後輩の奏弥と結婚して、子供を儲けたんだと思ったから…」

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