GET BACK TOGETHER
気付いたら自分の家だった。

胸の奥が苦しくて身体は震えていた。


でも良かった……彼女と鉢合わせしなくて……。

もし彼女を見ていたら、私は罪悪感から光輝からまた逃げ出すかもしれなかったから。


この六年間、後悔しかなかった。

もっとしがみつけば良かったって……。


だからこんな状況でも光輝にしがみついていたい。

もう二度と貴方から離れたくないの……






次の週の土曜日。


「あんなところで絵麻に会うとは思わなかった」


今日も繋がりながら会話を投げられた。

事が済んだら私は用無しだから、こんな時にしか会話をする時間が与えられないからだろう。


「私、もっ……んぁ……」

「一人で出掛けてたの?俺が相手出来なかったからだね、ごめんね?」


謝るくらいなら私を選んで。
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