GET BACK TOGETHER
その次の日の土曜日、クリスマスイブ。
今日は土曜日だが年末前ということもあり、全社員特別に出勤になった。
女子達はいつもよりオシャレした服を着て、夜の彼氏とのデートコースを自慢しあっていた。

だがこんな日に私は残業になってしまった。

今日は予定が無いから良いけれど……でも少し気持ちは虚しくなる。
だってイブだもん。


今日いつも通り仕事が出来なかったのは光輝の連絡を待っていたせいだ。

いつも光輝からは前日の金曜日にメールが入る。

朝の時もあったり、夜の時もあったりとバラバラ。

でも今日はいつ鳴るか気になってしまった。

だって明日が再会してから会ったことの無い日曜日で、しかもクリスマスだから。

朝からずっと落ち着かなくて、携帯が震えるのを待ち詫びていた。

それなのに携帯は一向に鳴ってくれなくて。

朝はソワソワして携帯が鳴るのを待っていた。

だけど時間が進むに連れ、どんどん思考回路は悪い方にばかり向かっていって、手がいつも通り動かなくて仕事が残ってしまったのだ。


今頃光輝は私のことなんか忘れて、本命の彼女とのデートを楽しんでるのかもしれない。

明日会おうって言ったのも気まぐれだったのかもしれない。


今は心の中は負の感情しかない。
< 120 / 481 >

この作品をシェア

pagetop