GET BACK TOGETHER
そう言うとパタンと閉まった目の前の扉。

光輝は出て行ってしまった。

私は呆然と扉を暫く見つめていた。


今のは、どういうこと……?

クリスマスに会おうって……。

クリスマスは彼女と会うって言ってたよね……?

彼女より、私を選んでくれたの……?




それから私はトイレで少し休憩した後、忘年会の席に戻るが、体調がおかしくなったと嘘をついて先に帰らせてもらった。
大知さんとは目を合わすことなく逃げるように。






次の日は天皇誕生日で仕事は休み。

朝、私は光輝にクリスマスプレゼントを買うか悩んでいた。
だって光輝が会おうと言ってくれたから。


家事を済ませてから、沢山のお店が入っている商業ビルに行った。

悩んだ末、ハンカチを買った。

ネクタイと迷ったけれど、ネクタイをあげても日頃見られない姿だし……。

ハンカチなら彼女に見られても怪しまれないと思ったから。
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