GET BACK TOGETHER
「プレゼント」

胸には可愛いピンクの石のついたネックレス。

「ありがと……」

「泣いちゃうほど嬉しいの?」

嬉しすぎて泣いている私を見た光輝はいつもの優しい目尻を下げた顔で笑っていた。


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朧げな意識の中、あのネックレスを思い出した。

あの日以来箱に入れてしまったままだと。

大切だけれど光輝は戻って来ないからって見えないように忘れるように箱に隠した。

さっきの夢、懐かしいな……。

夢ってことは、もう朝かな……?


「ん……」


まだ頭がハッキリと覚醒していないが、起きようと目を開けたら目の前には男の素肌。


え。

私は驚きすぎて一気に覚醒して、思わず身体を遠ざかるように後ろへ引いた。


が。

ガシッと腕を掴まれるとグイッと引かれる。
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