GET BACK TOGETHER
光輝が身体を起こしたから。

私の身体と胸に寂しさが襲う。


もしかして、もう帰っちゃうの……?


「朝ご飯に行こうか。一階のビュッフェだよ」

「え」

私は思わず身体をガバッと起こして目を見開く。


「何、その顔。朝ご飯食べたくないの?」

光輝は眉を下げ、口角を少し上げて言った。


それは私とクリスマスを過ごしたいって捉えて良いの……?

私は光輝の口から聞きたくて、口を開いた。


「……光輝は帰らなくて良いの?」

そう訊くと光輝はフワリと笑う。


「絵麻は帰りたいの?」

帰りたいわけ無い。

私が首を横に振ると光輝は目尻を下げて笑った。


胸はずっと高鳴って温かい。

最高のクリスマスプレゼントをサンタさんが私にくれた。
< 146 / 481 >

この作品をシェア

pagetop