GET BACK TOGETHER
すると目の前の光輝が突然私を見たまま眉を下げた。

どうしたの?と思ったら、私の首筋に光輝の指が触れた。

不意に感じた温もりに身体がビクッと反応した。


「ごめん、痕ついちゃった」

「え?」

もしかして昨日噛まれたやつ?

すぐにフッと指が離れていった。


「服、着替えよ」

「わっ!」

光輝が私の手を引っ張ってベッドから私を下ろした。

そしてそのまま私の手を引いて昨日服を脱がされたパウダールームへ。

光輝は私から手を離すと落ちている自分の服を着始めた。

私は横にある鏡で痕を確かめる。

首には噛まれた痕とキスマーク。

鏡に映るその痕を見たら、光輝の独占欲が見えて嬉しくなってしまった。


「いつまで見てるの」

呆れたようなその声にハッとすると光輝は既に着替え終えていた。

嬉しすぎて少しの間、見入ってしまっていたようだ。


「服着せて欲しいの?」

「じ、自分でやる!」
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