GET BACK TOGETHER
「子供が可哀想……まだ産まれてもいないんじゃ……」

「だね」

私が溢すと朋ちゃんが頷いて返した。

「何のために私達御祝儀払ったんだよー!」

沙希ちゃんは違うことに怒っていた。

「ホントだよ」

朋ちゃんがまた頷いて返した。

楽しかったのに心が一瞬で暗くなってしまった。

「なんか、明るい話が聞きたい……」

私は思わずボソリと呟く。

「それは沙希から聞けるかも~?」

朋ちゃんがそう言うと何故か固まる沙希ちゃん。

「私はなーんにも無い!何にも!!」

沙希ちゃんは顔を真っ赤にして大きな声で否定した。

その焦りよう、逆に怪しいよ。


「まー、いつか話してよ?」

「何にも無いって言ってるでしょ!?もっと他の面白い話しよ!」

「ハイハイ」


その後はお互いの仕事の話の愚痴大会になって盛り上がっていた。
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