GET BACK TOGETHER
「本当は食事に誘いたいけどね」
「……」
「無理なら一緒に駅までで良いから送らせて。何もしないから」
「……」
「最近の絵麻ちゃん、顔色が悪いから心配なんだ」
沙希ちゃんと朋ちゃんから連絡はあったけれど、二人はお仕事だから今日は無理で次の日曜日に会うことになっている。
そして光輝からは未だに連絡は来ない。
誕生日にひとりぼっちのこんな寂しい状況で優しい言葉を掛けられたら、断れない……。
大知さんと二人で夜道を歩く。
空は暗いが駅までの道はお店が沢山建ち並んでいるので辺りは明るい。
お店の中はバレンタインの文字がチラホラ見える。
大知さんは「最近寒いよね」とか「温かいモコモコのルームシューズを買った」とか、他愛もない話をしてくれた。
この人はいつも話してくれるから一緒にいても気を使わなくても良いから気が楽だ。
『ぐにゃり』
話を聞いていたら突然視界が歪んだ。
「え」
驚くと次には足が縺れて身体がよろめいて。
転びそうになった私の二の腕を大知さんが掴んで支えてくれた。
「……」
「無理なら一緒に駅までで良いから送らせて。何もしないから」
「……」
「最近の絵麻ちゃん、顔色が悪いから心配なんだ」
沙希ちゃんと朋ちゃんから連絡はあったけれど、二人はお仕事だから今日は無理で次の日曜日に会うことになっている。
そして光輝からは未だに連絡は来ない。
誕生日にひとりぼっちのこんな寂しい状況で優しい言葉を掛けられたら、断れない……。
大知さんと二人で夜道を歩く。
空は暗いが駅までの道はお店が沢山建ち並んでいるので辺りは明るい。
お店の中はバレンタインの文字がチラホラ見える。
大知さんは「最近寒いよね」とか「温かいモコモコのルームシューズを買った」とか、他愛もない話をしてくれた。
この人はいつも話してくれるから一緒にいても気を使わなくても良いから気が楽だ。
『ぐにゃり』
話を聞いていたら突然視界が歪んだ。
「え」
驚くと次には足が縺れて身体がよろめいて。
転びそうになった私の二の腕を大知さんが掴んで支えてくれた。