GET BACK TOGETHER
それなのに次の週も連絡はなくて。

連絡をしたいけれど、もう終わりだと告げられたくなくて私は連絡すら取れなくなった。

私の食欲はどんどん無くなっていって、サプリメントで身体に栄養を補給していく日々が続いていった。




「お疲れ様」

「え」

オフィスから出ると、久々に大知さんから話し掛けられた。

あのクリスマスイブの日以来話し掛けられる事もなかったから、私は驚いて言葉を漏らすと固まってしまった。


「あれから俺を避けてるよねって、当たり前か」

自嘲気味に眉を下げて笑う大知さん。

私はどうして良いかわからず下を向いて黙り込んだ。


「一言だけ言わせて。誕生日おめでとう」

「え……」

その一言に驚いて顔を上げる。

すると優しい瞳と目が合った。


「今日でしょ?」

「そう、です……」

今日は私の誕生日だ。
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