GET BACK TOGETHER
俺は近藤に「少し離れる」とだけ伝えて絵麻の元へ。

足は勝手に早足に。

どんどんハッキリ見えてくる絵麻の姿。

心臓もどんどん高鳴る。

髪を纏めているが、六年前とは違って髪は伸びているようだ。

俺の好きな髪。

あの男とはもう別れたんだ、なんて期待する。

ストールで隠れなかった肌は、あの頃と同じで白くて透き通っている。

淡いピンクのドレスも、ヒールも、絵麻に似合っている。

さっきから二人はずっと立ち止まって何かを話してる。
遠ざからなかったから俺には好都合だけど。

もう絵麻は目の前。


「絵麻」

俺は絵麻の背中に声を投げた。

心臓が高鳴っているせいだろうか。
振り向いた絵麻がスローモーションで見えた。


「光輝……」

久々に間近で見る絵麻は全然変わっていない。

それどころか、前より可愛くなっている気がする。
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