GET BACK TOGETHER
『一位おめでとうございます!お名前もらって良いですか!?』

絵麻はマイクを向けられると更にカチンコチン。

思わず俺はクスリと笑ってしまう。

『……あ、安東、です……』

マイクからはたどたどしい声。
相当緊張してるな。

『顔真っ赤にして可愛いですね~!』

更に真っ赤になった。

進行役は男。

絵麻をイジるなよ。とイラッとする。


「光輝」

苛々していたら名前を呼ばれた。
顔を向けると佐々木だった。

「何?」

何か用なわけ?
俺はお前とは話したくないんだけど。

不快で俺は眉を寄せる。

「お前がどんなにアプローチしても無理だよって教えてあげようと思って」

「どういうことだよ?」

嫌味ったらしく口角を上げる佐々木の言葉が気になって俺は訊き返した。
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