GET BACK TOGETHER
「安東さん、結婚するんだって」



……は?



「だからもう望みなんて無いよ?」

未だに嫌味に口角を上げる佐々木。


結婚……

絵麻が……?


頭がついていけない。


『一位の賞品は誰と使いますか!?』

その時、聞こえてきた声に俺は顔を前に向ける。

絵麻は真っ赤な顔を未だにしていた。

『って野暮ですね!安東さん可愛いから、彼氏と行きますよね!?』

絵麻は首を何度も縦に振った。

それを見て頭が真っ白になった。


「だろ?俺は嘘はついてないよ?」

絵麻の反応を見て言う佐々木。
俺は呆然。

「教えてやったからな」と佐々木は俺に言うが、俺は絵麻を見たまま動けない。

佐々木は俺を置いて去って行った。


『ではでは景品贈呈!皆様拍手~!』

絵麻は俯きながら目録に受け取ると、拍手の中を足元を向きながら足早に俺の方へ戻ってくる。
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