GET BACK TOGETHER
いつの間にかビンゴ大会は終わっていた。

絵麻が戻ってきてから記憶が曖昧だ。

相当脳はダメージを負ってる。

一応俺は「残念」と溢すと絵麻が、「残念だったね。ちょっとおトイレに行ってくるね」と言って席を立ち上がった。

俺のところに戻ってくる気あるんだ。
戻る必要なんて無いのに。

思考回路は完全にネガティブになってる。

「こ、光輝っ!」

「ん?」

立ち上がった絵麻に呼ばれて顔を上げると何故か絵麻はモジモジして挙動不審。

「あ、後で話したいことがあるの……」

その言葉に俺は少し眉間に皺を寄せる。

「話?今すれば良いんじゃない?」

「今、ここでは、ちょっと……」

絵麻はぐっとドレスを掴んでいる。

何?話って……


「後で二人きりで話したい……」


二人きりって、何……?
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