GET BACK TOGETHER
打ち合わせは夜からで食事をしながららしい。
酒を勧められたら飲まなきゃいけないし……あぁ、かったるい……。
行ってみると、食事も美味しいところで取引先も穏やかな人だったから良かった。
憂鬱だった打ち合わせも無事にも終えて、取引先を送るためのタクシーを店の前に呼び、最後の挨拶を交わしてタクシーを見送った。
「じゃあ私達も会計済ませて一緒に帰りましょ」
雪那が言った。
「俺、やっとくわ」
「私も行くよ」
「それに店で飲み直すから先帰って」
これは嘘だけど。
「じゃあ私もーー「一人で飲むから」
雪那は憮然そうな顔をして一人で帰って行った。
アイツは仕事のパートナー。
でも大学の時から入り込んでこようとする。
俺はいつもそれをこんな風に受け流していた。
会計に行こうと個室に置きっ放しの伝票を取りに行く途中、酔っぱらったのかよろめいた女が男に腕を支えられていた。
そこまで飲まなきゃ良いのにな……なんて、冷めた目で見ていたのは一瞬だった。
ちょっと待て、あれって……
絵麻だ。
結婚式までの六年間は会いたくても会えなかったのにどんな確率だよ。
酒を勧められたら飲まなきゃいけないし……あぁ、かったるい……。
行ってみると、食事も美味しいところで取引先も穏やかな人だったから良かった。
憂鬱だった打ち合わせも無事にも終えて、取引先を送るためのタクシーを店の前に呼び、最後の挨拶を交わしてタクシーを見送った。
「じゃあ私達も会計済ませて一緒に帰りましょ」
雪那が言った。
「俺、やっとくわ」
「私も行くよ」
「それに店で飲み直すから先帰って」
これは嘘だけど。
「じゃあ私もーー「一人で飲むから」
雪那は憮然そうな顔をして一人で帰って行った。
アイツは仕事のパートナー。
でも大学の時から入り込んでこようとする。
俺はいつもそれをこんな風に受け流していた。
会計に行こうと個室に置きっ放しの伝票を取りに行く途中、酔っぱらったのかよろめいた女が男に腕を支えられていた。
そこまで飲まなきゃ良いのにな……なんて、冷めた目で見ていたのは一瞬だった。
ちょっと待て、あれって……
絵麻だ。
結婚式までの六年間は会いたくても会えなかったのにどんな確率だよ。