GET BACK TOGETHER
「もう終わったことだから」

俺の一言に静まり返る。
カラオケのBGMだけが聞こえる。

『ご、ごめん……』

数秒後、マイクからは気まずそうな声が。
謝るなら言うなよと心の中でキレた。

『よし!パァーと歌お!』

張り詰めた空気を変えようとしたのか、近藤がマイクを掴んで歌い出した。

流石、ムードメーカー。

でも俺の苛々は治まらない。

俺はその苛々を鎮めようとしていた時、


「光輝」

また佐々木が来た。

「さっきの続きなんだけどさ、でも否定する必要ないじゃん」

コイツはまだ話すわけ?
お喋り好きな女子と一緒だな。

こういうのは相手をしないのが一番だなと思った俺は喋らずにシカトを決め込むことにした。

「俺ソイツ知らないし、話すこともないし」

「……」

「光輝とまたそういう関係になってること誰にも知られたくないんじゃないの?」

え?
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