GET BACK TOGETHER
すると真っ直ぐ歩いていた光輝が突然曲がり、建物に入った。

ここは街の繁華街だったから目的地にすぐに着いたようだ。

ここはホテル。


エレベーターに乗り込んでも無言で手は握られたまま。

静かなエレベーター。

光輝も何も話さない。

私も今からすることに、身体と心が期待と興奮をしているせいで心臓が落ち着かないし、言葉も出せない。


部屋に着き、光輝が鍵を開けると中に入るよう促されて、私は中に入ると光輝へと振り返る。

すると僅かな廊下の光の中、後ろの壁に追いやられた。

そして真っ暗な中になる寸前に、顔を傾けて近付いてくる光輝。


「こうーーーー……」


名前を呼ぼうとしたのに、最後まで言わせてもらえずに書き消された。

強く唇を押し付けられたから。

それに私が驚いて口を開けたら、急かすように舌が入り込んできた。

思わず逃げようとしたら、顔を両手で押さえ込まれた。

私の口の中を光輝の舌が激しく蹂躙してる。
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