GET BACK TOGETHER
「大好きだもんね、絵麻。でも一個だけね。食べすぎは良くないから、また明日だよ」

笑顔で言う光輝。


この前まで真っ暗闇ばかりだったのに、最近幸せな夢ばかり見る。

でも変な夢。

妙にリアル。

外に目を向けると窓の外は明るい。

前を見ると光輝が私に微笑みかけている。

「今日の晩ご飯は鮭を焼くよ」


夢、なの……?




次に気付いたら、何か話し声が聞こえてきた。

私はそちらに近付いていく。


「ユキナ、ホントありがと」


ユキナ……?


その単語を聞いたら、不安が急激に襲ってきた。


怖い。
知りたくない。
何故そう思うのかは分からないけれど、これ以上は聞きたくない。
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