GET BACK TOGETHER
「それよりも絵麻、おはよう。今日も好きだよ」

好きだよって言われて、頬にキスをされた。

光輝の笑顔は別れる前の時にしかまともに見てないのに。

でもあれ?

私はマグカップが欠けたことを初めて知った。

でも私は光輝とはずっと会っていない。

今はいつなの?

光輝は何でいるの?

いるはずない人が。


……やっぱり夢ね。




次気付いた時にはヒヤッとした冷気を感じて目を開けた。


「絵麻、おやつ食べたいの?」

後ろから聞こえたのは優しい光輝の声。

振り返るとやっぱり優しく目尻が下がっている。


「いつもと同じだけど、オレンジジュースとプリンで良い?」

そう言いながら光輝の手は目の前を通っていくと、戻ってきた手にはプリンが。
光輝の手を伸ばした方に顔を向けると、前にはプリン、横には水のペットボトルとオレンジジュースのパック。

どうやら冷蔵庫だったらしい。
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