GET BACK TOGETHER
誰かに見られるかもしれないと離れようとするが両手で頭を押さえつけて離してくれない。


「ふぁ……っ」

しかもそのまま舌まで絡められて。

いつ誰に見られるかと思う緊張感と背徳感でドキドキして身体の力が入らなくなっていく。

すると光輝はキスをしながら私の腰に腕を回すと身体を持ち上げた。

私は腕を光輝の首に回す。

うっすら目を開けると光輝は私を抱きかかえて部屋へと入った。

私は安心して目を閉じてキスを味わう。

絡まる舌に吐息が漏れると激しく吸われた。

心拍数も体温もぐんぐん上がっていく。


もっと、私を求めて……

彼女なんかより、私のキスが良いって感じて……


光輝のキスに夢中になっていたのに突然それが止まった。

どうして止めるの?と目を開けると、地面に下ろされ、光輝は私から手を離してベッドの上に腰を下ろした。


「抱いて欲しいなら自分で脱いで」


太腿に両腕を乗せた光輝は目尻を下げて笑う。

私の好きな笑顔で。

迫られた私は固まった。
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