GET BACK TOGETHER
頭がぼぉっとしてきて身体もヘンになる。

身体の奥から快感が波の押し寄せてくる。

私は立っていられなくて光輝の肩を掴む。

「も、だめ!やあぁあああっ!」

そして這い上がってきた快感に、電流が走ったみたいに身体が痙攣して力が入らなくなった私は光輝へと倒れこむ。

目の前はチカチカ光り、頭の中は真っ白。

付き合っていた時には、こんな無理矢理されたこと無かった。
いつも一緒に達していたのに。

恥ずかしい……

でも、そんな羞恥心よりも、もう光輝が欲しい……。

「あんっ!」

と思っていたのに、再び中に入ってきたのは光輝の指。
背がしなった。

「光輝っ、もう……っ!」

私は思わず私の中に挿し込んでいる光輝の腕を掴む。

「もう、何?」

意地悪そうに口角を上げて問い返された。

わ、わかってるでしょ……!
光輝ってこんな意地悪じゃなかった!

「気持ち良いならこれで良いじゃん」

楽しそうにそう言って指を再び激しく動かしている。

私は動きを止めてくれない光輝の指を抜くように、光輝の腕を掴んだままの手を下に押す。
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