敏腕CEOは執愛で契約妻の初めてを暴きたい
『約束の三カ月が過ぎたが、美玖はこれからも俺と一緒にいてくれるか?』――そんなの、決まっている。

「仁くんとずっと一緒にいたいよ」

仁くんと離れたくない。

私は仁くんに身も心も作り替えられてしまったのだ。

「よかった。一緒にいたくないと言われたら、今すぐ鎖でつないで監禁するところだった」

「……え?」

仁くん、今なんて言ったの?

途端に顔を強張らせた私に、仁くんは意地悪な笑みを浮かべる。

「前言撤回はなしだぞ」

「……仁くんがちょっと怖い」

あんな優しい訊き方をしていたのに、腹の底でそんなことを考えていたなんて。

「きゃっ」

仁くんは私をいきなりソファの上に押し倒した。

キスをしながら仁くんはジャケットを脱ぎ捨て、ネクタイを緩める。

大きな手が私の上衣の裾に入り込んできた。

「仁くん、するの?」

「ベッドじゃないと嫌か?」

「そうじゃないけど……私の体、飽きたんじゃないの?」

あっさりとセックスを中断された先日の出来事が脳裏をよぎった。

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