敏腕CEOは執愛で契約妻の初めてを暴きたい
ためらいもなく揉みしだかれ、私は目を見張った。いつの間にか、パジャマのボタンも外されている。仁くんがブラをずらし、私の胸の先端を摘まむのを直視してしまう。

「やだ、やめ……っ」

とっさに仁くんの手首を掴んで制した。

仁くんは熱を孕んだ瞳で私を見据える。

「残念だが『やだ』も『やめて』も俺を煽るだけだ」

「なっ……」

仁くんは艶然と微笑み、私の膨らみに唇を落とした。

「う、ぁ、んん……っ」

薄く色づいた先端を口に含まれ、吸い上げられる。仁くんの髪を鷲掴みにして抵抗したけれど、びくともしない。仁くんに愛撫されているなんて信じられなかった。

「待って……ほんとに私、こういうことするの、初めてで……っ」

声を振り絞ると、途端に仁くんの動きが止まった。

仁くんは虚を衝かれたような表情をしている。

「初めてなのか?」

「……うん」

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