敏腕CEOは執愛で契約妻の初めてを暴きたい
仁くんと結婚して一週間が経った。

仁くんは私が思っていた以上に多忙で、連日帰宅は深夜に及ぶ。

経営者だからか、接待やお酒の付き合いも多かった。

それでも仁くんは私との時間を惜しまない。

朝は必ず熱烈なキスをして出勤し、夜は玄関で出迎える私を「美玖が家にいるだけで疲れが取れる」と抱き締め、毎晩のようにベッドで肌を触れ合わせた。

でも初夜に私のすべてを奪おうとした仁くんだけれど、私が処女だと知りまだ最後まではしていない。

仁くんは私の体に快感を教え込むのが楽しくなっているようで、いつも私だけが身もだえている。

そのせいで今まで仁くんを男性として見たことがなかったのに、私は彼を意識するようになっていた。

たぶん、あれがいけない。

仁くんは愛撫するとき、私が目を逸らすのを絶対に許してくれないのだ。

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