年下男子に追いかけられて極甘求婚されています
大満足な食事も終わる頃、外はもうすっかり暗くなり部屋の落ち着いた灯りが心を穏やかにする。
そろそろお風呂でもと思いアメニティを物色すると、上品な色合いで且つ可愛らしい色浴衣が設えられていた。
「これ、可愛い!」
「浴衣は何種類かあるんだけど、なぎに似合いそうな色を用意したよ。どうかな?」
「うんうん、すごく素敵!湯上がり美人になれそう」
オレンジを基調とした浴衣は私のために選んでくれたんだと思うとテンションがどんどん上がる。俄然お風呂が楽しみになった。
「露天風呂の感想も聞かせてほしいんだ」
「潤くんは入ったことある?」
「いや、ないよ」
「潤くんこそ入っておいた方がいいんじゃないの?経験ないとお客さんに説明できないじゃん。一緒に入る?」
「えっ?」
「やだ、照れてるの?」
「そりゃ照れるだろ。むしろなんでなぎは照れないんだよ」
「だって恋人なんだから別に見られても平気よ」
あっけらかんと言い放つ私に、潤くんは頭を抱えて大きなため息をついた。そして恨めしそうにこちらを睨む。
「はあ~なぎ、襲っても文句言うなよ」
「新しい客室でそんなことできないでしょ」
「……男は時に狼になる」
「あははっ、潤くんたまに面白いこと言うよね」
「……なぎ、」
突然クイっと顎を持ち上げられ親指で唇をなぞられたその刹那、まるで夕食の続きだと言わんばかりに唇を食べられた。
「んんっ」
「俺はずっとなぎを抱きたいと思ってた」
「……ずるい。急にそんな大人にならないでよ」
潤くんは意地悪そうにとんでもなく艶っぽく微笑む。返す言葉もなく、そのまままた柔らかな感触に溺れた。
そろそろお風呂でもと思いアメニティを物色すると、上品な色合いで且つ可愛らしい色浴衣が設えられていた。
「これ、可愛い!」
「浴衣は何種類かあるんだけど、なぎに似合いそうな色を用意したよ。どうかな?」
「うんうん、すごく素敵!湯上がり美人になれそう」
オレンジを基調とした浴衣は私のために選んでくれたんだと思うとテンションがどんどん上がる。俄然お風呂が楽しみになった。
「露天風呂の感想も聞かせてほしいんだ」
「潤くんは入ったことある?」
「いや、ないよ」
「潤くんこそ入っておいた方がいいんじゃないの?経験ないとお客さんに説明できないじゃん。一緒に入る?」
「えっ?」
「やだ、照れてるの?」
「そりゃ照れるだろ。むしろなんでなぎは照れないんだよ」
「だって恋人なんだから別に見られても平気よ」
あっけらかんと言い放つ私に、潤くんは頭を抱えて大きなため息をついた。そして恨めしそうにこちらを睨む。
「はあ~なぎ、襲っても文句言うなよ」
「新しい客室でそんなことできないでしょ」
「……男は時に狼になる」
「あははっ、潤くんたまに面白いこと言うよね」
「……なぎ、」
突然クイっと顎を持ち上げられ親指で唇をなぞられたその刹那、まるで夕食の続きだと言わんばかりに唇を食べられた。
「んんっ」
「俺はずっとなぎを抱きたいと思ってた」
「……ずるい。急にそんな大人にならないでよ」
潤くんは意地悪そうにとんでもなく艶っぽく微笑む。返す言葉もなく、そのまままた柔らかな感触に溺れた。