互いに堕ちるその先に
鴻牙side

俺は、
神崎組 若頭 神崎鴻牙《Kouga Kanzaki》
神崎組の若頭をやってる。


「入れ。」

襖を開けると、
神崎組 組長 神崎優牙《Yuga Kanzaki》
が座っている。


「鴻牙、ここいらで出回ってる薬の話は聞いたか?」

「あぁ。」

他の組のやつらが神崎のシマを薬で荒らしだした。
うちの組は薬はご法度。
でも、主犯格の組が正確に掴めていない。


「どうやら、表の人間を使っているようだ。
こっちも手出し出来なければ、
簡単には、どこの組だか分からないようにやってやがる。」

「チッ。」
めんどくせぇ。
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