聖夜に身ごもったら、冷徹御曹司が溺甘な旦那様になりました
「あの夜もその瞳が俺に火をつけた」
彼は指先で玲奈の唇を割る。
「この唇はたまらなく甘くて、俺を虜にした」
柔らかな唇が触れる。その瞬間、フラッシュバックのように玲奈はあの夜の彼とのキスを思い出した。
(――そうだ。私、この唇を知ってる)
断片を思い出せば、あとは紐づいているすべての記憶が鮮明に蘇ってくる。どうしようもない羞恥と後悔をともなって。
***
クリスマスイブの夜。
「じゃあな、今夜はゆっくり休め」
部屋の前で踵を返そうとした紳士な彼を引きとめたのは玲奈だ。彼の腕をつかんで、頬を膨らませながら言う。
「今日がなんの日か知ってます?」
「クリスマスイブだろう。もっともあと数時間で終わるが」
「残念でした! 正解は~私の誕生日です! こんな日に……ひとりにしないでください」
彼は指先で玲奈の唇を割る。
「この唇はたまらなく甘くて、俺を虜にした」
柔らかな唇が触れる。その瞬間、フラッシュバックのように玲奈はあの夜の彼とのキスを思い出した。
(――そうだ。私、この唇を知ってる)
断片を思い出せば、あとは紐づいているすべての記憶が鮮明に蘇ってくる。どうしようもない羞恥と後悔をともなって。
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クリスマスイブの夜。
「じゃあな、今夜はゆっくり休め」
部屋の前で踵を返そうとした紳士な彼を引きとめたのは玲奈だ。彼の腕をつかんで、頬を膨らませながら言う。
「今日がなんの日か知ってます?」
「クリスマスイブだろう。もっともあと数時間で終わるが」
「残念でした! 正解は~私の誕生日です! こんな日に……ひとりにしないでください」