エリート放射線技師は、ウブな彼女をたっぷりの溺愛で甘やかす。
「ん〜いい香り」
そこに味噌を入れて溶くとそこに豆腐と小口切りしておいたネギを入れて、お酒を入れてアルコールを飛ばし、火を止めた。
ちょうどご飯も炊けたみたいで一度かき混ぜ、保温にする。
エビフライと千切りキャベツをテーブルに並べ、箸と茶碗を用意して配膳すしていると「ただいまー」と声が聞こえた。
「千晃さん、おかえりなさい! もうすぐ昼食できますからね!」
「ありがと、手洗ってくる」
千晃さんはリビングに入ってくると荷物だけ置いて洗面所に行ってしまった。その間に味噌汁を温め直し、ご飯を盛る準備もする。
あんまり温めすぎると味噌の風味が消えてしまうから少しふつふつしたところで火を止めるとお味噌汁を二つのお椀に注ぎご飯も茶碗に盛るとテーブルに配膳した。
エビフライとサラダを盛る用の小皿も並べてお昼ご飯の完成……!
「うわぁ、美味しそう! エビフライある!」
「ふふっ、菅沼先生がね今朝くださったの。それに新本さんから千晃さんエビフライ好きだって聞いたから」
私がそう言うと千晃さんは子どものように目をキラキラさせた。
「お味噌汁も海老の殻から出汁をとったんだよ」
「そうなんだ、すごい。香澄は料理上手だよねぇ……」
「そうかな? ほら、冷めないうちに食べてください!」
千晃さんは「うん、いただきます」と手を合わせて箸を持ち食べ始めた。