エリート放射線技師は、ウブな彼女をたっぷりの溺愛で甘やかす。



 ***

「――本当久しぶりに先生とお茶しましたねぇ」

「本当ね! でも、千晃さん優しいのね」

「はい。今日は先生とお茶をしておいでって」


 とある日の休日。

 私は、千晃さんの「たまにはお茶でもしてきたら」と言う言葉通り菅沼先生とお茶をしにやってきた。


「香澄ちゃんが幸せそうでよかったわ、安心したよ」

「えへへ、ありがとうございます。千晃さんのおかげで幸せです」


 注文したほうじ茶ラテを飲みガトーショコラを食べると先生がスマホを見ながら「行きましょうか」と言いお店を出ることになった。


「もうそろそろ帰りましょうか、送っていくわ」

「えっ、もうですか? もしかして用事があったのにきてくれましたか?」

「そんなことないけど、少し用事を思い出して」


 そうなんだ、まぁ、先生も暇じゃないよね。

 その後、先生に送られてマンションに戻るとインターフォンを鳴らした。出てきた千晃さんに手を引かれてリビングに入るとそこにはいつもとは違う空間が広がっていた。



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